インテリアコーディネーターに関連する多数の資格の中から「インテリアプランナー」をご紹介します。
インテリアプランナー
インテリアプランナーはインテリアコーディネーターよりも大規模な空間をコーディネートすることを目的とした技能を認定する資格制度です。インテリアコーディネーターと比べるとより建築に近いエリアの仕事となり、製図や設計の知識も建築士に近いレベルのものが求められます。
資格試験は「学科試験」「設計製図試験」があります。
「学科試験」は、受験資格は特にありませんが合格後に登録が必要です。登録すると「アソシエイト・インテリアプランナー」として建築士やインテリアプランナーの指導の下、インテリア設計等の補助業務を行うことができます。
「設計製図試験」は、受験資格は「学科試験」に合格するか、アソシエイト・インテリアプランナー、建築士の資格保有者となりますが、合格後に登録要件を満たしていないと「インテリアプランナー」として業務することができません。
「インテリアプランナー」「アソシエイト・インテリアプランナー」の登録有効期間は5年間で、有効期間満了前に建築技術教育普及センターの実施する「更新講習」を受ける必要があります。
- 資格の種類:インテリアプランナー、アソシエイト・インテリアプランナー
- 受験資格
- アソシエイト・インテリアプランナー:特になし。
- インテリアプランナー:当該年度及び前4年度の学科試験の合格者、アソシエイト・インテリアプランナー、建築士(一級・二級・木造建築士)
- 登録要件
- 大学、高等学校、専門学校等のインテリア又は建築に関する課程を修めて卒業した学歴保有者
- 建築士(一級・二級・木造建築士)の資格取得者
- インテリアに関する2年以上の実務経験のある者
- 上記のいずれか1つを満たし、所定の欠格事由に該当しないもの
- 資格運営団体:公益財団法人 建築技術教育普及センター
- URL:http://www.jaeic.or.jp/shiken/ip/index.html
建築技術教育普及センター
建築技術教育普及センターは、多様化する建築物の設計・工事監理の各種ニーズに応えられる建築士を初めとする建築技術者の資質の一層の向上に資する機関として1982年に設立。2013年に公益財団法人となりました。現在は「建築士」「建築設備士」「インテリアプランナー」の資格試験を運営している。
※上記の情報は変更の可能性がありますので最新情報は必ず各資格運営団体までご確認ください。
- インテリアコーディネーター関連資格ガイド
- 建築士
- インテリアプランナー
- 照明士
- 照明コンサルタント
- 福祉住環境コーディネーター
- カラーコーディネーター
- マンションリフォームマネジャー
- リビングスタイリスト
- 整理収納アドバイザー
- 色彩検定
- キッチンスペシャリスト
- DIYアドバイザー
- CAD利用技術者試験
- 商業施設士