新しいLDKの提案、配置の自由さを楽しむ
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ダイニングはキッチンの隣に、というのが従来のLDKの定石。見た目にも使い勝手からしても自然ですよね。
ですが変形型LDKや柱などの凹凸が多い空間では、従来通りの配置ではスペースを有効利用できないこともあるのでは?
例えば写真のような変形リビング。右奥窓際の突き出した部分、この中途半端なスペースをダイニングにするのはいかがでしょうか。リビングを広く取れる上、陽の当たる特等席で食事やお茶を楽しめる嬉しさもありますよ。
色で空間を作る
配置に特徴のある空間では、違和感を出さないためにコーディネートで空間を繋ぐことがより重要になります。真っ白な空間を活かすなら、色で見せ場を作るのがポイント。存在感を抑えたい場所には空間と同じ白を、主役にしたいソファー周りにだけ色を入れると自然に視線を集めてくれます。白を繰り返し使うことで、離れた場所同士を繋ぐ効果も期待できますよ。
キッチンへのアプローチ
キッチンとダイニングの位置が離れた空間では、その動線が重要になります。写真の場合、ソファーの後ろを通ることになりますが、そこにこんなキャビネットを配置するのはいかがでしょうか。
収納を確保できる嬉しさはもちろん、リビングとの境界をはっきりさせて通路を作る効果もありますし、白の分量が増えるとキッチンとの繋がりも良くなります。
他の場所同様、インテリアグリーンを飾れば空間に一体感が出ますし、オブジェを飾ってアーティスティックなスペースを作るのも素敵ですよね。
ホームエンターテイメントをアートの一部に
おおよその空間を作り上げたら、仕上げにアートやライティングでアクセントを。
シルバーのオブジェやライティングは白の雰囲気を壊さず都会的なクールさをプラスしてくれますし、モノトーンのアートはモダンな空間と相性が良く、クッションのデザインとの繋がりも出ますよ。
難しいのがTVなどのホームエンターテイメント。生活感や乱雑さが出やすいこの部分ですが、まるでアートの一部のように見えませんか?
ポイントはTVボード。直線的でシンプルな黒のボードを壁一面に取れば、TVだけが浮くことなく馴染ませることが可能です。周囲にオブジェやアートを多く取り入れることで、TVもアートの一部に見せるのがポイント。DVDデッキなどの周辺機器は、ボードの中に隠してしまえば乱雑な印象を与えませんよ。
ウインドウトリートメントにも工夫を
通常、カーテンは窓の部分だけを覆うものですが、写真のように天井から覆ってしまうという選択肢もアリ。高さを強調する効果があり、お部屋を広く見せてくれます。
TV周辺に重い色が多くなったら、横のカーテンに薄い色を使えば圧迫感のない軽快な印象に仕上がり、さらに効果的です。
自由な配置のLDK。自由な発想で、ご自分だけの空間作りを楽しまれてください。
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