家具の素材を知って賢く家具選び4
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シリーズでお届けしている「家具の素材」
今日のテーマは、「ブナ(ビーチ)」です。
★家具の素材~最も種類が多い木の家具
◎ブナ(ビーチ)の木の家具
~家具のメジャー木材「ブナ」
ブナは、日本では東北を中心に、 広葉樹として最も多く蓄積されています。
英語ではbeech(ビーチ)と呼ばれ、アメリカやヨーロッパにも、それぞれ異なる タイプのビーチがあります。
材質としては、重くて硬い一方、 曲木加工に適した性質を持ち、 家具の他にスキー板などにも使われます。
ただし、水分を含んだままの状態では 狂いが出やすい材質で、乾燥などの処理を しっかり行う必要のある木材でもあります。
色は、白木に近い薄い黄色から 少し赤みを帯びた木の色で、 明るい色合いの木が好きな人に適しています。
供給量が多く、ベニヤ材にも使われる事から、 最もよく見かける、ある意味「木」らしい見た目で、 薄い木目に加えて、小さな放射状の斑点が現れます。
スキー板と家具が同じ木で作られていたって知ってました?
「ブナ」普段あまり耳にする事のない名前ですが きっと皆さんも毎日どこかで接しています。
次回 「家具の素材を知って賢く家具選び5」では、
「タモの木」についてお話します。
お楽しみに♪