ダイニングテーブル/チェアを見極めるポイント
インテリアコーディネート専門ショップSTYLICSが、インテリア情報をお届けしています。
先週の食器棚に続き
結婚の際に初めてちゃんとしたものを購入
という方が多いのが
“ダイニングセット”
実は、ダイニングは、料理を運んで食事をする他
作業テーブル代わりに使われたり、
意外と「動きのある」空間。
食器や家電、書類などモノが多いのも特徴。
見た目だけにとらわれて十分に検討せず
購入して後悔することのないよう
“ダイニングテーブル/チェアを見極めるポイント”
を確認しておきましょう。
◎動線・動作空間
日本のお部屋は欧米に比べて狭い。
新婚のお家は特にそう。
そこで、お部屋におさまるかどうかに目がいって、ついついテーブルの長い方のサイズばかりを気にしがち。
むしろ動きやすさは、イスをひく側の長さで決まります。
そこを十分とっておくことでテーブルを壁寄せで使っても奥の席の人もスムーズに出入りができます
◎テーブルサイズ
二人しか使わないからと小さめのサイズにするのは要注意。
鍋物やホットプレートなどを使うにはやはり4人がけを基本に。
お部屋が小さいからと伸縮式のものを選ぶときも気をつけて。
広げた時の使い勝手が悪いと、結局使わない羽目になります。
丸いテーブルはオシャレな感じで選ばれますが面積のムダが出るため、基本的には一人暮らし向き。
◎素材
天板がガラス素材のものはお部屋が明るく感じられて人気ですが使うときにクロスやマットを敷く手間もあります。
テーブルやイスに使う木の素材は、ブナ材のように丈夫で堅いものの方が向いていますが、
加工が難しいという点もあるので熟練の職人さんが造ってくれたアイテムが安心。
また、木の素材では、接着剤を使っている場合が多いのでホルムアルデヒド含有度合いなどもチェックしたいところです。
◎仕上げ
そのテーブルが、職人さんが拘って造った逸品かどうかを見る裏技。
テーブルの裏面を触ってみると、機械でカットしたままのものが多いのですが
こだわりの逸品は見えない所も丁寧に仕上げ加工されています。
他にもチェア選びには、家族構成や使う方の体の大きさなど色々ポイントはありますし、
高級感や広がりなどお部屋の印象にも影響します。
お部屋に入れてみてから、「しまった!」
となる前によーくコーディネーションを考えて家具選びしましょうね♪