クールなモダンラグジュアリー空間
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壁や床など構造体は白一色、対して家具は黒。その潔さとコントラストも美しいラグジュアリーなこの空間、黒い家具を多く使っても圧迫感や重さを感じさせず、クールさがより際立っていますよね。
今回は人気のモダンインテリアをよりクールに、そしてラグジュアリーさをプラスするコーディネート法をご紹介致します。
ソファーの素材でラグジュアリー感アップ
低く安定感のある広々としたソファーをより贅沢な印象にしたい場合、スエード選ぶと上質でシックな空間に。同じ素材のクッションをラフに配置すれば、より余裕を感じさてくれます。クールな黒だからこそ高級感のある素材を使ってもやりすぎ感がなく、洗練された印象に仕上がりますよ。
ラグも同様に、毛足が長く贅沢な素材感のあるものがおすすめです。
アクセントは革で入れる
白と黒のモノトーン空間に欲しいのが色のアクセント。ソファーの素材にこだわったら、アクセントも素材で入れてはいかがでしょうか。
おすすめは写真左端に見えるような、レザーのパーソナルチェア。赤味がかったレザーはクラシカルで正統派な印象になりますが、キャメルのような黄味がかったものならカジュアルな雰囲気も持っていて、都会的なモダン空間との相性も◎。バルセロナチェアのようなモダンなフォルムを選べば、周囲と自然に馴染んでくれますよ。
カーテンには贅沢なボリュームを
キッチンからリビングにかけて贅沢に取られた一面の窓。そこを彩るカーテンにも一工夫が。
天井から覆うことで高さを強調し、広々とした印象に仕上げるのはもちろん、布を多めに使ってタグを増やせば、よりラグジュアリーなシルエットが完成します。裾も長めのカットにすると、余裕あるドレープが美しく、より贅沢な雰囲気に。素材はベルベッドなど、高級感あるものがおすすめです。
照明で彩るダイニングキッチン
ダイニングで一際目を引くシャンデリアは、これぞラグジュアリー!といったアイテム。モダン空間に入れる場合、装飾が少ないシンプルなものを選ぶのがポイントです。武骨なアイアンを使えばエレガントになりすぎず、空間の雰囲気を壊しませんよ。
一方、天井のエッジに施されたスポットライトはまるでスタジオのような雰囲気。白が多い空間を引き締める効果もありますし、クラシカルなピラーを違和感なく馴染ませているのも、照明で構造体に近い部分に黒を入れて色で繋がりを強調しているからなんです。古代ギリシア建築を思わせるインパクトあるピラーも、クールな黒を使えば周囲から浮かず、豪華さをプラスできるのが嬉しいですよね。
ダイニングとリビングのリンク
直線的で鋭さのある脚と、曲線状の背もたれのギャップも美しいダイニングチェア。黒一色で単調さを感じたら、部分的に違う色のチェアを入れてアクセントをつけるのがおすすめです。リビングのパーソナルチェアに似た革を選んでリンクさせれば、空間全体に繋がりも生まれますよ。
黒はマットなものを選ぶと高級感が出ますが、アイランドのハイスツールにだけは光沢のあるものを。この空間をよりモダンで、未来的な一画にする効果が期待できます。少しスパイスを効かせてそのバランスも楽しむのも面白いですよね。
クールさとラグジュアリー感のあるモダンインテリア。
居心地の良い空間で、上質な時間を過ごせたら素敵ですよね。