“グレーONグレー”でつくるエレガンス
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
奥様は、エレガントな雰囲気のインテリアにしたい!!でも、ご主人様は、シックでクールな感じがお好き。それでは、シックでエレガントなスタイルはいかがでしょうか?全体にグレーでまとめて、モダンな印象をしっかりキープしながらも、丸みを帯びたシルエットやファブリックのテクスチャーなど細部でエレガンスを表現するMIXスタイルをクラシックモダンの家具ブランド「VIENNA」よりご紹介いたします。
色味を揃えて、テクスチャを楽しむ
VIENNAは、様々なファブリックから選べるのも、ブランドの魅力の一つです。色味を揃えてあげれば、実はいろいろなファブリックを使っていても、統一感があって、ごちゃついた印象にはなりません。とくにグレーは、インテリアでは、引き続き人気の定番色。モダンでクールで、かつ上品な印象のある色です。
パープルで、深みを増す
こちらは、柄ではなく、色で変化をつけたコーディネート。ピンク~パープル系の色は、グレーとの馴染みがよく、モダンで上品な印象はそのままに、女性的でエレガントな印象をプラスしてくれます。ピンクはかわいい色という印象がありますが、紫よりの、青みの強いピンクを選ぶとクールな印象になります。よりエレガントな印象を強めるならクラシカルな柄を取り入れてもいいですし、モダンな印象がお好きであれば、無地のファブリックだけでコーディネートするのも素敵です。
シンプルに、モダンに
こちらも、まったく同じソファです。どうですか?使うファブリックだけでここまで印象が変わります。同じグレー系でも、あまり色味や織柄を感じさせないファブリックだけでまとめると、シンプルでスタイリッシュ、モダンな印象になりますね。こちらのコーディネートでは、ほとんど女性的な要素を感じませんが、それでも、ソファやオットマン、テーブルのシルエットに丸みがあるだけで、なんとなく優雅でやさしい印象を感じられると思います。
ソファって、張地の選び方次第で本当に印象が変わりますね。エレガントにしたい、モダンにしたい、クールにしたい、といういろいろなご希望のどれか一つを叶えるのではなく、形や色、素材感の組合せによって、エレガントなレベル、クールなレベルを調節しながら、理想のバランスに近づけることが可能です。是非ご要望を詳しくお聞かせください。