包容力のある「男の北欧モダン」
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
STYLICSでも人気の北欧インテリア。今回は、その中でも、とくに大人の男性におすすめしたい豪華でクールなスタイルの家具を、高いデザイン性と確かな技術力で発信する、日本発の家具ブランド「リッツウェル」よりご紹介します。インテリアもファッションと同じで、その人のイメージを左右するもの。これで後輩からも信頼される、できる男のインテリアを考えます。
ホワイトオーク x ブラックレザー
ウォールナットが人気の昨今ですが、大人の男性に是非おすすめしたいのは、ホワイトオークとブラックのレザーの組合せ。明るい色の木の中でも、ホワイトオークはグレイッシュな色合いで、もともとモダンかつ控えめな上品さが魅力な木肌をしていますが、ブラックのレザーと組み合わせることにより、クールな男性的な雰囲気がプラスされ、寛容な優しさをもつ芯の強い大人のイメージに生まれ変わります。
息をのむ、緊張感
あまりにも細い脚に、思わず息をのむ、まるで宙に浮いているかのようなサイドボード。扉は、蛇腹(じゃばら)式で、ごく細いストライプの凹凸が繊細な陰影を生み出します。引出しは革製。北欧的なサイドボードのデザインをベースとしながらも、この静かな緊張感のある佇まいには、「禅」の精神を感じずにはいられません。心の中まで静かに落ち着いた、大人の表情です。
セピア色で見せる、包容力
アームから背もたれにかけてブラックのレザーを配したソファとホワイトオークのサイドテーブルの組合せ。ソファの張地もあえて、ホワイトオークに近い、くすんだベージュを選べば、全体に色味のないセピア色の世界に。ベージュトーンとナチュラルな質感がつくるリラックス感の強い、柔らかな空間を、ブラックレザーの質感とその直線的なシルエットが引き締めています。壁に立てかけたアートのフレームもさりげなくブラックに統一して。優しいだけじゃない、頼れる大人の包容力を感じさせるコーディネートです。
お一人暮らしの男性のインテリア、STYLICSでは豊富なコーディネート実績があります。ファッションと同じで、インテリアもその人のイメージをつくるもの。自分が好きなものを集める、というだけでなく、仕事の同僚や後輩を招いても、信頼される大人のインテリアをつくってみませんか?