片付いたキッチンのあるお部屋
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
急な来客!!さて、どこのお片付けが一番大変ですか? お料理好きの方からは、「キッチン!」というお声が聞こえそう。最近のキッチンって、壁のないオープンなタイプが多いですよね。確かに素敵だけど、お鍋も調味料も全部見えるから雑然としてしまって・・・というお悩みもあるようです。今回は、人気の食器棚ブランド「パモウナ」より、キッチンのお片付けに一役買ってくれる、とにかくすっきり見える食器棚のコーディネート例をご紹介します。
オーダーカラーの食器棚
一般的には、市販の食器棚はホワイトが多いのですが、レイアウト上、キッチンの中ではなく、ダイニングに食器棚を置くのであれば、このように、ダイニングの家具と色合わせすると、おしゃれ上級者な印象に。こちらの食器棚は、60色から選べるので、きっとお好みにあった色が見つかります。乳白色のガラスを一部の扉に使用しているので、食器棚の中は隠しても、圧迫感はありません。
もう、ほとんど「壁」です。
ブラウンの木目がモダンな食器棚。レンジなどの家電スペース以外は、完全に壁のようにすっきり。食器棚のメーカーは多数ありますが、パモウナの食器棚は、デザインのシンプルさがとにかく秀逸です。食器棚のように、引出しや扉が多い家具は、デザインによっては、もう「取っ手だらけ・・・」みたいなことも。さらに、梁カットもでき、天井までぴったりサイズでオーダーできるので、住み始めてから「ここに造り付けの収納、つくっておけばよかった・・・」という方にも、おすすめです。
リビングまで続く統一感
リビング、ダイニング、キッチンが一続きの間取が最近ではほとんどですね。そうなってくると、食器棚とテレビ台も同じシリーズで揃えたい!白は白でも、微妙に黄色かかっていたり、真っ白だったり、木目があったりと、メーカーやシリーズが違うと色合わせが難しいのですが、同じブランドで揃えられれば心配ありません。ワンルームでテレビ台と食器棚を並べて配置するときにも、このように同じ色で揃えられるものを選ぶといいですよ。
家具は家具でも、食器棚や壁面収納のような大型家具は、家の一部みたいなものです。家具と壁との隙間10cm残ってしまってホコリが溜まる、天井との間に転倒防止の突っ張り棒が目立つ・・・などなど、せっかくの新居では残念ですよね。お家を選ぶように、家具もちゃんとこだわって選んでみると住んでからの満足度は全然違います。