真ん中にソファがあるリビング
木のフレームの質感がどんなコーディネートにも合う、背中こそ見せたいお部屋の主役になるソファの紹介です。
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
リビングダイニングの真ん中にソファを置くレイアウト。ソファの背面が丸見えです。大丈夫ですか?背面にファスナーが付いていたりしませんか?真ん中にソファを置くレイアウトなら、それに合った家具を選びたいもの。今回は、後ろ姿の格子が美しいソファを「フランネルソファ」からご紹介いたします。
背面まで綺麗だから、見せたい
ソファの周りをくるくる回れる回遊性があると、お子様がいるお家では、楽しい雰囲気になりそうですね。せっかくこんなレイアウトなら「ソファの背面が見えてもいいソファ」ではなく、「背面こそ見せたいソファ」を選んでみませんか?背面が格子状のデザインになっているソファは、お部屋のデザイン上のポイントになってくれます。
背が低いから、圧迫感もない
ソファをお部屋の中央に置く場合、後ろ姿の美しさと合わせて、気をつけていただきたいのは、背もたれの高さです。ソファの高さは、ハイバックなものだと1m近くあり、一方背もたれが低いものだと、60cm台のものもあります。それだけで印象は大きく違います。ソファ選びの時は、平面図上だけで検討せず、高さまで考慮して選ぶことが重要です。
モダンでナチュラルな万能選手
木フレームのソファは、木の素材感から、ナチュラルな印象が強いかもしれませんが、直線的で無駄のない造形には、モダンな印象も同居します。また、格子は、和のインテリアとも大変相性がいいデザインです。そういう意味では、ナチュラルにも、モダンにも、和にも対応できる、万能選手。インテリアの好みは今後変わるかもしれないけど、木の質感は好きだし、長く使いたい、という方にはぴったりです。
ソファはアームまで張りぐるみのタイプが一般的ですが、木フレームのソファもデザイン上の、個性があって素敵です。とくに木の素材感を味わいたいとか、今回のように、背もたれのデザインの美しさを重視したい、という場合にはおすすめです。