フレッシュ!ナチュラルカラーのお部屋
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
今回は、お部屋が明るくフレッシュな印象になるナチュラルカラーの家具、スタイリッシュなデザインの家具が揃う「FIS」よりご紹介いたします。木目の家具といっても、素朴なナチュラルさとは違い、モダンな印象もプラスされて都会のマンションにもしっくりとマッチするインテリアです。
「フラット」だから、すっきり
ヘッドボードとドレッサー、ナイトテーブルがコーディネートできる家具。ヘッドボードはベッド本体からは独立していて、ドレッサーやナイトテーブルと組み合わせると自立しますし、ヘッドボード単品で使う場合には、ベッドと壁面の間に挟んで固定して使用するタイプ。実は、ホテル用の家具では、ヘッドボードはマットレスではなく、壁面にぴったりと一体化しているのが一般的です。ベッドの壁の間に無駄な空間をつくらず、見た目にもすっきりとして、ホテルライクな空間になります。
「スクエア」で、よりモダンに
木の質感を生かしたナチュラルなインテリアを、少しモダンな印象にしたいのなら、是非その形状に注目して。正円や、正方形など意図的に人工的な形状は、よりモダンな印象に感じられやすいもの。こんな正方形のテーブルなら、ナチュラルな素材とモダンな形状のバランスで、優しさも残しつつ、今どきらしい洗練されたインテリアが完成します。
「寒色系カラー」で、さわやかに
色でナチュラルさ、形でモダンさを表現したら、最後はカラーコーディネートで仕上げです。色には、それぞれイメージがあります。オレンジのような暖色系は、ほっこりと温かみのある家庭的なイメージに。青やグレーのような寒色系は、クールな印象に。ナチュラル明るい色の木の家具はそれだけで温かみがあるので、寒色系の色で、クールなフレッシュさをプラスすると洗練された印象がアップします。
インテリアコーディネートは、素材や形、色といったあらゆる要素の組合せで、その印象を左右することができます。明るい木の家具が好きだけど、あまりファミリーぽくしたくないとか、モノトーンは好きだけど、あまり冷たい印象にしたくない、とか、一見相反するように聞こえても、これらの要素の組み合わせ次第で調整が可能です。是非ご相談ください。