ペンダントライトのある食卓
~インテリアコーディネーターが
プロの視点でコーディネートを解説します~
ダイニングテーブルには、ペンダントライトを下げたいという方も多いと思います。ペンダントライトは、大きさも様々で、個数も1個なのか、2個なのか、3個なのか、迷うところ。今回は、カジュアルな照明が人気の照明ブランド「アートワークスタジオ」から、おしゃれなペンダントライトの下げ方を実例をもとにご紹介します。
大きめペンダントのアンバランス
見慣れたダイニングのペンダントライトのバランスよりも、ライトが少し大きすぎるくらい。これのアンバラスさが、平凡ではない個性的なな雰囲気をつくります。シェードは、ホーロー仕上げのスチール製で、光を通さないので、ペンダントライトの光は、一切天井を照らさず、テーブル天板だけに印象的に落ちてきます。暗い天井と、明るく照らされたテーブル天板とのコントラストもまた絵になります。
これであなたも、ミニマリスト?
電球とソケットだけ、というミニマルなペンダントライト。シンプルなだけにディテールが際立つ照明です。ソケットだけでなく、天井部分のシーリングカバーまで真鍮製で、まるで本物のビンテージのよう。1人に1個欲しくなるような親しみやすさがあります。電球の形やフィラメントの明かりそのものを楽しみたくなるペンダントライトです。
ぽっかり浮かぶ満月風ペンダント
直径55cm という大きめサイズのペンダント。繊維がランダムに交差する綿素材のシェードが、電球の光にナチュラルなニュアンスを与えます。シェードは360度全体に光を拡散するタイプなので、テーブル天板だけでなく、お部屋を照らす、リラックス感のある照明としてもお使いいただけます。
デザイン上は、ダイニングのペンダントライトは、大きすぎるのも◎、また小さすぎるのも◎。ただし、実生活においては、必要な作業ができるだけの明るさをしっかり計算した照明計画が重要です。実用性とおしゃれを両立して、居心地のいいお部屋づくり、お気軽にご相談ください。