スタイリクスは、家具の選定を「人生においてとても重要な意思決定」と考えています。それから先の何年も先の長い期間の暮らしの質を決めるからです。
しかし、その購入のプロセスは、その重要さの割に、とても探しにくく、選びにくいのが実情です。しかも、大きな買い物になるため、ついつい価格優先で妥協してしまいがちです。
本当にそれで良いのでしょうか?一日頑張って帰ってきた我が家の姿は、そこで一晩ゆっくり過ごしたら、また明日も頑張ろうと思えるような、自分が一番心地よく過ごせる世界であってほしいのではないでしょうか?
2003年、理想の暮らしづくりをサポートするためにスタイリクスは生まれました。日々頑張っている人々が、「こういう暮らしがしたい」と思った時、時間や知識、経済的な制約に縛られず、サクッと最適なゴールへたどり着き、夢を実現できるように。
そして、その時、具体的に夢を実現するために考え出されたのがコーディネートサービスやレンタルシステムです。
コーディネートサービスは、忙しい中でも理想のお部屋を手軽に作れるように。
レンタルシステムは、暮らしの夢を気軽に叶えられるように。
家具選びが難しいのは、知識を得る機会がなく、購入頻度も少ないので経験が貯まらない上に、商品の種類が多すぎて全てを見て廻れないからです。
そこで登場するのがインテリアコーディネーターですが、インテリアコーディネートというと、話を聞いてから、プランを検討しパースを描いてボードに落とし込み、提案資料を作成してプレゼンテーションをするというのが一般的で、1週間から2週間かけて行われています。
忙しい現代人にはなかなかハードルが高く、それなりの費用もかかるとなれば、利用しづらくなります。もっと手軽に、スピーディーに、そしてできれば費用面でも気軽に利用できるサービスにしたい。そう考えて、サービスの作り込みをしました。
丁寧なヒアリングを通じてしっかり診断をすること。接客時にリアルタイムで3Dシミュレーションをすること。幅広い要望に応えられるよう品揃えを一般家具店の10倍にすること。在庫主体ではなくニーズ主体で商品提案を行う事。お客様が集中力を維持できる90分以内で決定できるようガイドすること。
どれもそれまでの家具販売ではなかった日本で初めてスタイリクスが行ってきたことです。そして、実現のために、数カ月にわたるコーディネーター研修のコースも作ってきました。
このコーディネートサービスで家具選びの課題が一つ解決されますが、もう一つハードルがあります。家具は値が張る買い物になりやすいということです。
そもそも、サイズが大きな商品ですから材料の量や加工の大変さなどももちろんですが、新生活の際は一度に何点もまとめて用意する必要があるということも値が張る要因になっています。
しかし、実態としては平均的に家計に占める比率は極めて小さく、家具は使用期間が長いために、何年もの期間の分を一度に払うことから高く感じやすいということがあります。
そのため、「初期費用を抑える」工夫として、購入以外にレンタルを支払い手段として選べるようにしました。サブスクと言う言葉が出てくる十数年も前のことです。これによって、上質な暮らしを「小さな負担で始める」ことを実現しました。
更に、家具を揃え始める20代30代の暮らしが、まだその後のライフステージによって変化が多いことも考慮したいと考えました。提供したいのは、家具そのものではなく、家具が入った後の「暮らし」だからです。
そのために、一般的なレンタルやリースと違い、返却・買取・継続が自由にできる仕組みにしました。これによって、経済的な負担を抑えながら、将来の変化に柔軟に対応することもできるようになりました。
レンタルというと、「一時的な利用」や「中古品のシェア」「お試し」「次々に入れ替える」といったイメージがあるかと思いますが、スタイリクスのレンタルシステムは、それらとは全く異なる視点で、理想の暮らしづくりをサポートするという価値提供のために存在しています。
これらによって、上質な暮らしを小さな負担で始められ、将来の変化にも柔軟に対応しつつ、いざという時には低コストで済ませられるスタイルを実現し、これまでに様々なメディアでご紹介いただき、数多くのお客様にご利用いただきました。
スタイリクスは、これからも、暮らしを楽しみながら、人生を前向きに頑張る皆様に、「こんな生活がしたい」という夢を、手軽に叶えられるよう、サービスを進化させ、拡充していきます。その夢が叶うことでゆとりが生まれ、共に生きる人々への思いやりや明日また頑張る活力へと繋がり、人々の幸せを広げていけるように。
代表取締役 小幡 毅